薄っぺらりん

厚くしていきたい

24年1QはAWSイベント尽くしでした

2024年に入っていつの間にかもう4月です。
1QはAWSのイベント尽くしで文字通り一瞬でした。
社内のイベントに社外のイベント、聴講者としてのイベントに登壇者としてのイベント、参加者としてのイベントに主催者としてのイベント、様々なイベントがあったので振り返ろうと思います。

目次

1月: JAWS-UG東北 仙台でre:Invent reCap!

re:Invent 2023のrecapイベントに参加しました。
イベントリンク:

jaws-tohoku.doorkeeper.jp

2023年からAWSのイベントに参加するようになりましたが、JAWS-UGのイベントには参加したことが無かったので参加してみようと思ったことが切っ掛けでした。
このイベントはオフラインイベントで、最近建った新しいビルのオフィスでの開催でした。会場に辿り着くまでに入口か分からないまま隣のビルに入ったり出たり周囲を回ったりエレベーターのフロアを間違ったりを20分くらいやりました。
recapイベントだからre:Inventで発表された内容を聞く感じかな~と思っていましたが、良い意味で予想を裏切られました。
ラスベガスで現地参加してきた方々が登壇していて、イベントの規模感を会場の地図と仙台駅前の地図を照らし合わせることで表現したり、初参加で出発後にスーツケースが壊れて抱えて走った話など終始面白い話が多くて笑いの絶えないイベントでした。
AWSがちょっとしか出てこないようなStarlink主体の発表もあって、JAWS-UGの懐の深さを知ると共に、よく知らなかったStarlinkについてちょっぴり詳しくなれました。でもこういうAWS主体じゃないことでもちょっとでも関係することなら話していいんだと知れた事は大きくて、登壇のハードルが良い意味でまた下がったような気がしました。ただそのStarlinkの発表はめちゃめちゃ上手で、面白可笑しく話しているのに伝えたいことがしっかり伝わってきてすごかったです。
他にも様々な発表がありましたが、中でも勉強になったのはre:Inventの会場の様子などから海外の技術トレンドを考察する発表でした。会場のISVごとのブースサイズや配置を前年のそれと比較したりしてトレンドを考察していく話は自分には無い視点で非常に興味深かったです。
イベント後の懇親会も人が多くてとっても楽しかったです。

2月: JAWS-UG岩手 LT&サーバレスハンズオン勉強会(LT登壇)

盛岡で開催されたオフラインイベントでLT登壇をしました。
イベントリンク:

jaws-tohoku.doorkeeper.jp

岩手には子供の頃に何度か行ったことがあって、社会人になってからも出張帰りの新幹線で寝てしまって仙台を通り過ぎた時に行ったことがあります。夜の寒いホームで悲しい気持ちになったのを覚えています。
イベント当日は余裕をもって盛岡駅に着いたので、お昼ご飯にジャージャー麺を食べました。お店のおばちゃんが食べ方を丁寧に教えてくれました。調味料を色々使って味変しながら食べるのが楽しかったです。終盤に卵をかけてお湯?をいれてもらう「ちーたんたん」という食べ方もやりました。おばちゃんに会場までの行き方を教えてもらったおかげでスムーズに辿り着くことができました。
LTは知らない内容ばかりでとっても勉強になりました。特に沢山のAWSアカウントを使用している場合に各アカウントのCURを一か所にまとめてQuickSightで可視化する内容は興味深かったです。
私は「SageMaker Canvasを使って課題解決にMLモデルを取り入れる」というタイトルで発表しました。 沢山練習していったので上手く話せてよかったです。 資料はdocswellに公開しました。

ハンズオンも面白い内容で勉強になりました。Amazon Translateはこの日初めて使いましたが、APIで簡単に使えて便利でした。
参加者の方々がみんな良い人で、懇親会もとっても楽しかったです。

2月: AWS Likers AWS10分LT会 - vol.3(LT登壇)

オンラインイベントでLT登壇をしました。
イベントリンク:

aws-likers.connpass.com

社内のイベントはいつもオンラインですが、社外のオンラインイベントで発表するのは初めてだったので少し不安がありました。teamsを使うのも初めてで、事前に友達に色々とテストに付き合ってもらいました。イベント参加で行ったことのない場所に迷いながら行くのが好きなので、オンラインイベントは少しだけ寂しい感じがしました。
CodeWhispererの発表がデモもあって興味深かったです。LambdaのコンソールでもCodeWhispererが使えるというのは驚きでした。
私は「Well-Architectedレビューによるワークロードのカイゼン」というタイトルで発表しました。沢山練習したおかげで上手く話せました。発表後に質問も出て、みんなのW-Aレビューへの関心の高まりを感じることができました。ワークロードのカイゼンのみならず、様々な点で勉強にもなるので、もっとW-Aレビューが流行るといいなと思いました。資料はdocswellに公開しました。

オンラインイベントは当然懇親会が無いので、終わった後ちょっぴり寂しい気持ちになりました。

2月: re:Invent 2023の社内recapイベント(LT登壇)

社内のrecapイベントでLTの募集があったのでLT登壇をしました。
AWSの方がre:Inventでのアップデートについて話すことがメインのイベントで、社内からも数名がLTをしました。
私は「SSM Automation ビジュアルデザインエクスペリエンス」というタイトルで発表しました。SSM Automation ビジュアルデザインエクスペリエンスはre:Inventで新たにリリースされた機能で、SSM Automationのランブックを従来のStep FunctionsのUIみたいなエディタで作成できるというものです。1月にW-Aレビューを行ってから運用ワークロードのカイゼンとしてランブックの整理と自動化に着手しており、早速そのSSM Automationのエディタを使ってランブックを作成してみていたところだったので、丁度良いタイミングでした。5分の発表でしたが、スクリーンショットと例で分かりやすかったといった旨のポジティブなフィードバックを頂けて、上手くできたと思います。

2月: 社内AWS LTイベント(運営・LT登壇)

社内AWS LTイベントを開催しました。
全社向けに告知した甲斐あって沢山の方が参加してくれました。2023年にも沢山社内イベントを開催していたので、もうイベント開催と進行はだいぶ慣れてきました。
私も2つのLTを行いました。
1つめは「AWS GameDay参加レポート」というタイトルで発表しました。2023年末に参加したAWS GameDayについて、どんなイベントでどんな学びがあったのかなど、話せる範囲で発表をしました。2024年6月に予定されているAWS SummitでもGameDayが開催されるようなので、その告知もしました。興味を持ってくれる方が沢山いて発表した甲斐がありました。
2つめは「これからAWSを使ってみようという方へのTips」というタイトルで発表しました。AWSアカウントの作り方から、ルートユーザーのベストプラクティス、AWS Budgetsのアラートメール、全リージョンでのGuard Duty有効化、コンソールモバイルアプリまで、様々なことを話しました。イベント後に沢山の良いフィードバックを貰えて、発表して良かったと思いました。
他の発表者の方の発表内容も興味深く、勉強になりました。

3月: 社内AWS Jam Event(運営)

社内でAWS Jam Eventを開催しました。
新しく本社が虎ノ門ヒルズに移ったので、そこでオフラインイベントとして開催しました。
社内で初めてのJam開催ということもあり、分からないことだらけでしたが、1カ月かけて準備したおかげで無事成功させることができました。Jamの管理者権限が必要な部分は一緒に運営を行ったAWS Ambassadorの方にお任せでしたが、参加者の募集から、連絡や調整、会場の確保やテストイベント、当日の進行などなど大変でした。初めてオフラインイベントの運営を行いましたが、思った以上に大変だったため、普段オフラインイベントを開催してくれている方々へのありがたみが増しました。
当日、参加者の方々がチームとして教え合ったり調べたりしながらチャレンジに夢中で取り組んでいる姿を見て、開催して本当に良かったと思いました。モブワークで進めるようにしたのも正解でした。前年にAWS GameDayに参加した経験がとてもよく活かせたと思います。
イベント後には社内の沢山の方からポジティブな反響があり、嬉しい気持ちになりました。
大変だけど、また開催したいです。

これは虎ノ門ヒルズで買ったドラえもんグッズです。ぬいぐるみの手触りが良いです。メモ帳がお気に入りです。

おわりに

こんな感じで1Qはイベント尽くしで忙しくも楽しく一瞬で過ぎていきました。4月も既にいろんなイベントをやっていて、なんだかイベントの準備や運営をしているのが日常になってきました。
AWS Jamという大イベントが終わったので、インプットも本格的に再開し始めました。会社や業界の流れから、最近はGenerative AIについて調べています。ネット上の良い教材も見つけて、本も何冊か買ったので、ゴールデンウィークはGenerative AI祭りにしようと思っています。今から楽しみです。予定しているLTやセッションでもそれについて話そうと思っているので、折を見てブログにも書こうと思います。